

ダイエットと聞くと、食事制限やカロリーコントロールが最も手軽で手っ取り早いと考えている方が、大勢いらっしゃると思います。
しかし実際は、食事によるダイエットには落とし穴がとても多いのです。
ここでは、食事制限によるダイエットの注意点や落とし穴、さらには効果についてもお話ししますので、
ぜひ、あなたのダイエットライフにお役立てください。


標準体型にすることは比較的容易ですが、標準体型よりも更に細くなりたいと考えている方には、
食事制限ではなく、運動やトレーニングをお勧めします。
何故なら食事を制限するということは、今あなたの体にある筋肉量を減らしてしまうためです。
筋肉量が減ってしまうと基礎代謝が低下してしまい、元の生活に戻ると太ってしまいます。
しかも、以前よりも更に太りやすく痩せにくい体になってしまうのです。
痩せやすく太りにくい体を作るためには、基礎代謝を上げる、
または基礎代謝を下げずに脂肪の消費を促すことが重要になります。
では本題の「どこまで痩せられるのか…」ということですが、
健康的に痩せようと思えば、やはり標準体型程度です。
BMIでいえば20程度ということになります。
基本的にダイエットは「肥満体型の方に向けられた食事コントロール」のことで、
不健康な状態の肥満体型の方を、標準体型の健康な体に戻すものです。
ですから、多くの女性は食事コントロールによるダイエットは必要なく、
リスクが大きくなると言わざるを得ません。
もし、あなたが標準体型、またはそれ以下なのであれば、
食事を減らさずに、運動やトレーニングで体型を引き締めるように心がけてください。


単純で簡単なことです。
摂取カロリーが消費カロリーを下回っていれば良いのです。
消費エネルギーには2種類あり、一つ目は基礎代謝による熱エネルギー消費。
二つ目は、活動代謝により消費される熱エネルギーです。
基礎代謝は一般的に「体重に比例する」と言われていますが、正確には筋肉量に比例します。
例えば、男性の間で流行っている“細マッチョ”は、体重こそあまり多くありませんが、
体の脂肪率は10%程度ととても少なく、基礎代謝量は非常に多いという事です。
そのため黙っていても、エネルギー消費が盛んに行われ太りにくい、ということです。
太らない体を作るためには、当然体の筋肉量を増やせば良いだけのこと。
それを、ダイエットといって食事制限などしてしまっては、筋肉を作るための栄養素が失われ、
今まであった筋肉までもが脂肪に変わってしまい、基礎代謝が落ちてしまうのです。
その結果、ぷにぷにと柔らかく、体重はそんなにないのに見た目には膨張している…
という悲しい姿になってしまうわけですね。
話しをまとめますと、食べてないからといって細くなるわけではありません。
それは、やつれているだけです。
病気になって、最悪の場合、死にも至ります。
本当に美しく細い体を手に入れたければ、
消費カロリーを上回らないように、栄養バランスの整った食事をしっかりと摂取する事です。


確かに、断食と聞くと、すぐに痩せられそうな気もしますよね。
しかし断食というものは、非常にコントロールもタイミングも難しいものです。
食事を一切とらずにジュースを飲んでしまっては、結局効果は少なくなります。
また、以前にもダイエットをした経験がある方のほとんどは基礎代謝低下状態です。
そんな人が、さらに断食などしたらどうでしょうか?
ますます体の代謝は低下傾向になり、
体はだるくなり、重たく感じ、気分までもが憂鬱になってしまいます。
プチ断食・断食ダイエットなどは、やはり肥満体型の方にこそお勧めですが、
標準体型程度の方であれば、あまりお勧め出来ません。
本来、食事制限によるダイエットは、
体に不自由がある方や、肥満になりすぎて動けない方のために行うものです。
また、これらの食事制限は、
高い知識をしっかりと兼ね備えた栄養士や医師の指導を元に行われるものです。
食事を減らす、または食べないという行為はそれほど危険で難しいとご理解頂けたでしょうか。

当たり前に言われているダイエットの大原則…あなたはその理由をしっかりと説明できますか?





上のグラフをご覧ください。
まず、スタートの時点で摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが取れている状態です。
あなたの体重が何ヶ月も変化していないのであれば、この状態だという事です。
そこから、消費エネルギーを減らします。
これが食事制限やカロリー制限によるダイエットです。

しかし、問題はここから。
人間の体は、生命維持の為に消費エネルギーが摂取エネルギーを上回った場合、
消費エネルギーを控える為に、人体で最もエネルギーを消費するものを省きます。
それが筋肉です。
実際に、熱エネルギーを生産しているのは筋肉が6割を占めています。
筋肉量が減ってしまった体は、まさに省エネ状態。
基礎代謝が下がり、制限している摂取カロリーでまかなえる程度の消費カロリーに、体が調整してしまいます。
下手をするとこの時点で、体重が落ちなくなるどころか増えてしまう方もいるのです。
ここで食事量を元に戻すとどうなるでしょうか。
筋肉量が減り省エネ状態になった体に、必要以上のエネルギーを摂取する事で、
体重は元よりも重くなります。
しかも、その増えた分の体重は筋肉ではなく全て脂肪です。
見た目にも、さらに膨張してしまい、
再度ダイエットを試みても、より効果が出にくくなってしまいます。
この事をしっかりと理解して、そのうえでもあなたは食事制限をやりたいのか、
それとも、他の方法を探されるのかはご自由ですが・・・
  
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