乾癬徹底ガイド      〜乾癬は病気なんかじゃないんだっ!

乾癬のクリニック治療

 

現在、乾癬には根治療法はないと言われていました。
しかし、乾癬の発疹のない状態を長期間保つことのできる多くの治療方法があります。

 

また、東洋医学では、「乾癬は病気じゃないっ!乾癬は消える!」
と唱え、実際に多くの乾癬症状を消す事に成功している先生もいます。

 

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世界で初めて明かされた乾癬の原因と発症のメカニズム

 

個々の治療方法には長所と短所があります。
ある患者さんに良く効く治療方法が、他の患者さんには、
あまり効かない場合もあります。

 

皮膚科医師は一人一人の患者さんの症状に応じた治療方法を選択します。

 

現在保険で認められている治療方法には大きく分けて外用療法(ぬり薬)、
光線療法内服薬(のみ薬)、生物学的製剤(注射または点滴)の
4つの方法があります。

 

これらの治療方法は、患者さんの症状や生活様式に合わせて
単独で用いたり、組み合わせて用いたりします。


外用療法

 

乾癬治療の基本となるのが
外用療法(ぬり薬)です。

 

外用療法は副作用が少なく、
皮膚や発疹に直接ぬることにより効果を発揮します。

 

炎症を抑えるステロイド外用薬、皮膚の細胞の異常な増殖を抑える
ビタミンD3外用薬などが用いられます。

 

これらの外用薬(ぬり薬)は、
単独あるいは色々な形で組み合わせて用いられます。

 

また、外用薬には軟膏やクリーム、ローションなどの種類があり、
使用する部位に適した剤形を選ぶことができます。

 

 

ステロイド外用薬
白血球の活動、血管の拡張を抑えるなどの抗炎症作用と呼ばれる働きがあります。
薬の強さによって5つのランクに分られ症状に応じて使い分けられます。
1日2回の使用が一般的です。

 

ビタミンD3外用薬
皮膚の表皮細胞の増殖を抑える作用と免疫反応を調節する作用を持ち、乾癬の症状を改善します。
効果があらわれるまでに1〜2カ月かかることがあります。


光線療法

 

 

 

 

 

 

 

乾癬の発疹が外用薬では、

良くならないときや、発疹の面積が
広くなった時に光線療法が用いられます。

 

 

光源ランプを用いて光線を皮膚や発疹に直接照射する治療法です。

 

中波長紫外線(UVB)を照射する療法や、UVBの中でも
治療効果が高く、狭い領域の波長を照射するナローバンドUVB療法、

 

最近では、難治性の部位に対して
有効なターゲット型エキシマランプも普及しています。

 

また、古くから行われている、光に対する感受性を高める薬を
内服あるいは外用して長波長紫外線(UVA)を照射するPUVA療法も
やや手間がかかりますが有用です。


内服療法【内服薬】

乾癬の発疹が中等症から重症になった場合は、
内服薬(のみ薬)が用いられる事があります。

 

 

内服薬は外用療法や光線療法と併用される場合が多いですが、
単独で用いられる事もあります。

 

内服薬には皮膚細胞の異常増殖を抑えるレチノイド(ビタミンA誘導体)、
免疫反応を抑えるシクロスポリン(免疫抑制薬)などが用いられます。

 


注射薬【生物学的製剤】

 

乾癬の病変部位で大量に出ている炎症に関わる物質を、
抑制する効果があります。

 

点滴皮下注射の2種類があります。

 

 

生物学的製剤による治療は、これまでの治療で
効果がみられない患者さんなどを中心に行われます。

 

注射薬【生物学的製剤】を用いた治療は特定の施設で受ける事ができます。


組合せによる治療の効果

 

乾癬には多くの治療方法があり、
患者さんの症状に応じて選択する事ができます。

 

 

各々の治療方法には長所と短所があり、効果を最大にして、
副作用を最小にするために複数の治療方法を組み合わせて
用いる場合もあります。

 

組み合わせる方法には、
・コンビネーション療法
・ローテーション療法
・シークエンシャル療法
 などがあります。


効果的な外用薬の使い方

 

 

 

外用療法は、全身性の副作用が少ないという事もあり、
乾癬治療の基本の療法です。

 

でも、薬剤によっては刺激感や発赤などの皮膚症状以外に、
のどの渇き、脱力感、食欲不振など、全身性の副作用が
起こる事も考えられます。。

 

外用薬をより効果的に、安全に使うために次の点に注意してください。


お医者さんの言うとおりに。

 

 

外用薬を塗る部位や、1日に塗る回数、量は、
医師の指示をきちんと守ってください。

 

また、自分の判断で薬を中止したり、使いすぎたりすると、
症状が悪化したり、思わぬ副作用が出たりする事も考えられます。

 

あるアンケート調査では、外用薬の使用率は99%で、ほとんどの方が、
外用薬を使用しているそうです。

 

しかしながら、「お医者さんの指示どおりに外用薬を使用していますか」
という質問に対しては、「いいえ」が80%、「はい」が20%と、
医師の指示が守られていないのが現状です。

 

薬は必ずお医者さんの指示どおりに使用してくださいね。


アイテムの有効利用

 

 

 

 

 

例えば、ガーゼやラップを使用する方法もあります。

 

外用薬をぬってもなかなか良くならない部位には、薬が外に逃げないよう
ガーゼをあてて包帯をまいたり、薬をより効かせるために
ラップをあてたりする方法もあります。

 

なおりにくい部位は週末だけでもやってみると効果的です。
ただし、薬の種類によっては、副作用が出る場合がありますので、
試す前に必ずお医者さんに相談してください。

 

◆◆◆ 毎日、規則正しく!! ◆◆◆

 

外用薬はお医者さんの指示を守り、毎日規則正しく塗る事が大切です。
朝は歯を磨いた後、夜は入浴後など塗る時間を決めておくと規則正しくぬることができます。
乾癬は慢性疾患ですので、外用薬の使用も長期になり毎日塗るのは
大変ですが、根気よく治療を続けることが大切です。

 

◆◆◆ 部位の症状に適した薬を選ぶ ◆◆◆

 

外用薬には軟膏、クリーム、ローションなどの種類があります。
乾癬の発疹のできやすい肘や膝には軟膏が、毛髪部位には
ローションが適しています。
皮膚科のお医者さんは薬を処方する時に、患者さんの症状と
発疹の部位に合わせてお薬を選択してくれます。
毛髪部位に軟膏をぬっていて塗りにくい場合などは一度お医者さんに
ご相談してみて下さい。

 

◆◆◆ 適量で塗る ◆◆◆

 

乾癬に使用する外用薬は強くこすらず、べとつかない程度に
うすく伸ばして塗って下さい。
厚くぬっても、べとついて衣服につくだけで効果は変わりません。
また夜に使用する場合は、入浴後にすぐに塗るとより効果的ですね。

 

◆◆◆ 保管方法 ◆◆◆
当たり前といえば当たり前ですが、外用薬はふたをきちんと閉め、
通常室温で保管します。
高温になる場所や、直射日光があたる場所での保管は、
避けた方がよいです。
また、子供の手の届かないところに保管してくださいね。